- タオルは握りこまず軽く握る。
- ひじを斜め下後方に引く。
- 後方斜め上に腕を伸ばす。
- ひじを完全に伸ばしきらない。
- 息を吐きながら腕を伸ばす。
- 息を吸いながらひじを引く。
- 目標20回×2~3セット
- トレーニング解説
- 動画で解説
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トレーニングのポイント
- タオルは握りこまず軽く握る。
- ひじを斜め下後方に引く。
ひじは真下に引くよりも、斜め下に引くほうが下側の僧帽筋を使うことができ、力も入ります。
また、タオルは握りこむほどに"力こぶ"などに無駄に力が入り、僧帽筋に効きにくくなります。
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トレーニングのポイント
- 息を吐きながら腕を伸ばす。
- 後方斜め上に腕を伸ばす。
真上にあげるより、少しだけ斜め上に腕を伸ばすほうが上側の僧帽筋をよく使うことができます。
別に、真上に伸ばすことが間違いではないので、斜め上がやりづらいなら真上でも良いですよ。
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トレーニングのポイント
- ひじを完全に伸ばしきらない。
腕を下に「だらん」と伸ばした状態にすると、少しだけ腕が曲がった状態になりますよね。その腕の状態が、左の写真の腕の状態と同じです。
腕を完全に伸ばしきると、肩に力が入り僧帽に効かなくなります。
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トレーニングのポイント
- 息を吸いながらひじを引く。
- 両ひじをつけるように引く。
お互いの"ひじ"を引き寄せながら引くことで、普通に"ひじ"を引くも何倍も僧帽筋の動きが分かりますよ♪
また、脇を開いた状態でやるのも大切なポイントです。
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トレーニングのポイント
- 1に戻り次第、再開する。
肩や僧帽筋の筋肉、関節の柔軟性で、人によってひじを引ける範囲が違うので、「ココまで引くこと!」というものはありません。
あなたが無理なく引ける場所で十分に僧帽筋を使うことができます。
この筋トレ法は見た目以上に高負荷です。
ストレッチをして筋肉などを柔らかくして、
徐々に回数を多くしたり、動作を大きくしてくださいね!
それではタオルプッシュアップで
大切なポイントは3つをお教えしましょう。
じつは、タオルは合っても無くても、
僧帽筋を使うこと自体にそれほど関係ありません。
ただ、タオルを使ったほうがフォームを正しくしやすいので、
たくみは使っているだけなんです。
確かにタオルを使ったほうがフォームを正しくしやすいですが、
握りこんでしまっては肩や力こぶに力が入ってしまい、
僧帽筋をしっかりと使うことができません。
なので、「
タオルは握るというよりも手の平に乗せる」
という意識を持ったほうが良いですよ。
写真では写っていませんが、
下半身は
【ふともも】 たくみスクワットの1枚目のようなひざを曲げた状態。
間違っても直立した状態じゃないです。
直立した状態でこの筋トレをすると、
腕を斜め後方に引くために、腰を反らしがちになります。
腰痛になる原因の1つに、瞬発的は腰の反らしがあります。
予防として、ひざを曲げ、下半身を
どっしりと構えた状態にすることで、
腰を反らしすぎる危険を低くしましょう。
ひじを下ろすとき、お互いの両ひじをつけるようにすることで、
僧帽筋の筋肉を
しっかり動かすことができ、力を入れやすい状態にできます。
ひじを付けようとする場合と、
しない場合をやり比べればすぐに体感できるはずです。
『タオルは握るというよりも手の平に乗せる意識をもつ』
『
下半身はひざを軽く曲げて立つ、腰を反らしすぎないようにする』
『
両ひじをつけるように腕を引くことで、僧帽筋を十分に動かすことができる』
おそらく、この筋トレほど
僧帽筋の動きを体感できるものはないでしょう。
たくみは「背筋は見えないから意識しにくく鍛えにくい」
といいましたけど、それはたくみも同じです。
だから、この筋トレで僧帽筋の位置や動きをからだに思い出させるために、
何十分もかけて重点的にやる日があります。
何十分かけてやる理由は、「
原点に戻れる奴が強くなる」から。
「原点」っていうとちょっと分かりにくくなりますけど、
ようは「基本的なこと」という意味ですね。
だけど基本ってのは泥臭いし、ダサいし、なんか疲れる。
だけど壁にぶつかったとき、なんかよく分からんくなったとき、
一番最初に戻らなきゃいけないのが「基本」です。
だって、何に関しても、
誰だって最初は「基本」から始まったんですから。
「基本から始まった」をシンプルに分かりやすくいうと、
「走ることを覚える前に、まずは立つことを覚える」これです。
あなたが今、走れるのは赤ちゃんのときに立つという基本を覚えたから。
事故をして、歩けなくなれば、まずは立つというリハビリをやる。
基本の上に応用がある。
いつかたくみが言いましたね。
たくみは普段、結構高度な技術のいる筋トレをします。
だけど、カッコ悪いから誰もやらないような基本的な筋トレを
死ぬほどやるときがあります。
いつの日か、必ずあなたにも「最近、筋肉に効かん」
という日が来るでしょう。
そういうとき、誰もやらないような基本的な筋トレをしなさい。
それが唯一の突破口なのだから。