筋トレをする前に必ずやってほしいこと、
それは準備運動。よく言うウォーミングアップというやつです。
(以下、アップと略します)
本当に効果がある筋トレ法のポイントをシンプルに言うと、
筋肉を大きくを伸び縮みさせることです。小さくこまごまとやってちゃダメです。
大きく、ダイナミックにやることが大切。
(正しいフォームが大前提。)
大きく伸縮させるためにはアップをしてからだの体温は上げ、
関節や筋肉が柔らかくする必要があります。
関節、筋肉が柔らかくなることで、鍛えたい筋肉を大きく伸縮させることができ、
効果がある筋トレの定義『大きく伸び縮みさせる』を実現できるのです。
大きく伸び縮み「できる・できない」それだけで、カッコいい、たくましい肉体になることに大変なハンディーキャップを背負うことになります!
アップの流れはこのようになります。
【からだを動かし温める→筋肉を伸ばすストレッチ】まで。
この流れが逆になっちゃダメです。
ストレッチは筋肉を伸ばすことが目的なんですから、
からだが温まっている状態でしなければダメです。
【からだを動かし温める→からだが温まり次第ストレッチをする】・・・○
【ストレッチをする→からだを動かし温める】・・・×
からだを温める手段としては、
【ウォーキング→軽いジョギング】が理想的。
急激な運動はせず、
もっとも軽い動きである歩くことから始めることが絶対条件。
人によっては「縄跳びがいいんじゃない?」
とおっしゃる方がいらっしゃいますが、確かに間違いではありません。
ただ、縄跳びは飛んだり跳ねたりしますよね。
冷えきったからだには急激な運動以外何ものでもないと思います。
そのため、急激な運動を避けるためには、
まずは歩くことから始めるのが理想的でしょう。
【ウォーキング→軽いジョギング→縄跳び】これはもっとも理想的!
ですが、面倒だしキツイし長続きしないと思うので(笑)、
【ウォーキング→軽いジョギングor縄跳び】が良いでしょうね。
ひたいから汗がダラダラ、シャツはビショビショになるまでしなくて良いです。
息が軽く「はっはっ」と弾んで、軽く汗ばむ程度で良いです。
メールでよく聞かれるのでここで答えておきたいことがあります。
「たくみさん、サウナで汗をかくのってアップになるの?」
なりません。(即答!)
アップはからだを動かすことで、からだを温めることが大切です。
また、夏場は外に出ているだけで汗をかきますね。
ヒトは体温が上がりすぎると運動力が落ちちゃいます。
夏場「あぁ、、だりぃ、、かったるいよ。」
というのは体温が上がりすぎていることが原因でもあります。
夏場は日の落ちた夕方や、
緑いっぱい、木陰いっぱいな場所でアップをすること。
「うぉ~、いててててて、、、」
なんて所までしなくて良いです。
「あぁ~、伸びるぅ~」「うぅ~、っあぁ~」
という気持ちよさを感じるまでの所で良いですよ。
ストレッチは鍛える場所だけするのではなく、
全身を"まんべん"なく伸ばしてくださいね。
すると全身の筋肉が柔らかくなることはもちろんのこと、
テンションが上がり全身の力をフル出力(笑)できます。
アップの流れは、
【からだを動かし温める→からだが温まり次第ストレッチ】
からだを温める方法として、
【ウォーキング→軽いジョギングor縄跳び】
からだを温めるまでの基準、
【息が軽く「はっはっ」と弾んで、軽く汗ばむ程度】
ストレッチで伸ばす基準、
【筋肉が伸びることの気持ちよさを感じる程度】
最後にもう一度言いますが、
小さい収縮よりも大きな収縮運動のほうが、大きな筋肉に成長しやすく、
最短距離でたくましい肉体にたどり着くことができます!